マスクとインフルエンザ

最近知り合いがインフルエンザにかかりました。
インフルエンザなんて運が悪いとどうしてもかかってしまう物なのですが、
知り合いは、秋も終わりの頃から大きなマスクを一日中して万全の体制で臨んでいたのです。
もう、2〜3ヶ月もマスクした顔を見ていると、本当の顔を忘れてしまうほどです。
それでもかかってしまいました。
なぜだろう?インフルエンザの予防には手洗い、マスク、十分な休養が3大要因とされていたはずなのにと思ってネットでちょっと調べていたら面白い意見がありました。
その意見を元に、なぜインフルエンザにかかってしまったのか推察してみました。
マスクに関してこんな話が載っていました。医療機関で働く人たちは患者さんが変わる度にマスクを変えるそうです。
それは二次感染を防ぐためには当然のことだと思います。
一方、私たちは普段の生活の中でどの様にマスクを使っているのかと考えてみると、
朝、出かけるとき新品のマスクを付けたとします。
次、マスクを外すときはお昼ご飯を食べるとき、3時頃休憩をするとき、夜ご飯を食べるときくらいかと思います。
その間、毎回新しいマスクを出して付ける人はまずいないと思います。付けていたマスクを取って、たたんでバックにしまうかテーブルの上に置いていて食べ終わったら又付けると言うのが一般的だと思います。
でもそれが、マスクを付けていない人よりも感染のリスクを高めてしまう大きな原因らしいのです。
最近のマスクはウイルスなどを99.9%通さないと言うことで安心して付けることができるマスクが増えてきています。
確かにそれでウイルスを持った人が目の前でくしゃみや咳をしたり、大きな声でつばを飛ばしながらしゃべったとしてもウイルスの侵入を防ぐことができます。
しかしながら、マスクの性能が良いと言うことは、何もしていない人でも問題なく過ごせるほどのウイルス濃度の空気の中でもマスクがどんどんとウイルスを絡め取り、その表面に高濃度のウイルスの集積を作り上げてしまっていると言うことらしいのです。
医療機関ではどんどんとマスクを変えているので問題は起きません。
しかし一般の人たちでは、その表面にウイルスが積み重なったマスクを手でたたんで、しかもテーブルの上に置いたり、バックの中に入れたりもします。
しかも、そんなことをするのは大抵、食事の前に手を洗った後で、いざ食べようとする直前です。
その結果、高濃度に積み重なったウイルスを手に撫で付け、テーブルにもバックにも塗りつけるような物です。
これにより、ウイルスが手を介して体内に入り込むリスクがマスクを付けていない人よりも高くなってしまうと言うことです。
又一日の最後で使い終わったマスクを捨てるときにも注意が必要です。
マスクの表の表面は一日のウイルスの集積でかなり高濃度の危険な状態になっていると思われます。それを手で触って畳んだりしては自分の手にそれをなすりつけているような物です。
マスクの耳の部分を持って、マスクの本体に触らないようにしてビニール袋に入れしっかりと結んで捨てるのが良いそうです。
しかも、その袋を結ぶときはなるべく空気を入れないようにしてやらないと,
なんかの拍子で押されてその空気が勢いよく漏れたら、ウイルスもそれに乗って外に漏れ出てくるので注意が必要とのことです。
以上がマスクをしっかりしていたのにインフルエンザにかかってしまった不運な知り合いに送る、私からのアドバイスです。
信じるか信じないかはあなた次第です。