ホタルノヒカリなのに今日もまたうれしかった

プロット3煩悩はすべての源


こんな事もあるんだということが今日起こりました。
お土産を買ってきて自分の課のみんなに配って残ったのを煩悩の源さんにあげようと思っていました。
いえ、みんなにあげるというのは言い訳で煩悩の源さんにあげたくて買ってきた、みんなの分はおまけという方が正直な所です。
でもどのようにしてあげたら良いのかなかなかいい方法がなく時だけがいたずらに過ぎて行ってしまいました。
自然な流れの中であげるというのを目標にしていました。強引にあげるのは何か押しつけがましく、厚かましいような気がして、大きなお世話と思われるかも知れませんので気が進みませんでした。
出来れば勤務時間外で、あまり周りに人がいなくて変な勘ぐりをされないようなチャンスを待っていました。
でも、明日また出張で佐原に行ってお土産を買ってこようと思っているのに前のが残っているとどうも都合が悪いなと思っていました。
でもチャンスはやってきました。勤務時間が終わって残業している時、煩悩の源さんの所も5人残って残業していました。勤務時間外だったので、みんなで分けてくださいと残っていた5個全部を煩悩の源さんにあげました。そうしたらうれしそうに一個づつみんなに配っていました。ミッションコンプリートです。
でもあげるときの会話がどうも何か言い訳ばかりでかみ合わなかったのが少し残念でした。もう少し煩悩の源さんの話を聞いてそれに応えるような会話が出来たらよかったのにと思いました。
でもサプライズはこの後起こりました。帰るとき、出口の横のトイレに入って出てくるとちょうど煩悩の源さんも帰るところに出くわしました。それでバス乗り場まで一緒に話しながら帰ることが出来ました。夢のようにうれしかったです。
そのきっかけはこうです。
いつもなら、「お疲れ様です」の一言で終わるのですが、お菓子を配ったことで「ごちそうさまでした」の一言が加わりました。この一言が加わったことでたぶん煩悩の源さんも聞きたかったであろう思われるお土産のお菓子がどこのお土産でどんなお菓子なのかを説明することが出来、しかもそれをきっかけにこの前の出張の話をすることが出来ました。ほんの数分のことでしたが最後は「また買ってきてくださいね」で終わりました。たとえ社交辞令であったとしてもすごくうれしい時間でした。

こんな事がいくつも積み重なって行くと良いなと思いました。