ホタルノヒカリなのに食客

不良家族つながりというかナム・サンミつながりで食客を見ています、不良家族に続いて彼女を見ているのですが、まだ二作目ですが、ひょっとしたら彼女は数少ない強烈な個性でどのドラマでも同じキャラクターで演じても通用してしまう希有な女優さんの一人なのかもしれないと思いました。たいていの女優さんはドラマによってそのキャラクターを変えていきます、どんな有名な実力のある俳優さんでもドラマに合わせてキャラクターを作り上げていきます、日本の綾瀬はるかさんもホタルノヒカリの雨宮蛍と、ジンの咲さんとはどう見ても同じ人物に見えない、これも一つの俳優さんの資質だと思います。でもナム・サンミさんは不良家族のアンヤと食客のジンスは同じ人物といっても良いくらいキャラクターは同じです。市場の魚屋を辞めて食のルポライターになったといってもなんの違和感もないです、どう見ても同じです。でもそれでもOKな希有な女優さんです。それは彼女の持つベースとなるキャラクターがあまりにも魅力的なため彼女に合わせた役のオファーが来ると言うことになってしまっていると言うことでしょうか、とにかくすごいです。そしてこれが彼女の地の演技であり魅力的な人間性の持ち主であることを祈りたいです。でもこれは役者としては大きな長所でもあり、短所でもあるのでこの演技スタイルを変える必要が出てきたときかなり苦労するのではと心配です、私が心配しているのは、ハン・イェルスさんあまりにもファンタスティックカップルのチョ・アンナ/ナ・サンシルのキャラクターが立ちすぎていたのでどう変わるのか、このまま同じようなキャラでいくのか心配です。同じような女優さんでは韓国ではジャオクさん、(明日に向かってハイキック、がんばれクムスンETC.)やユン・ヨジュン(19歳の純情、がんばれクムスンのお婆さん役など)があげられますが若い女優さんでは彼女しか見当たりません、日本では吉高さん、ちょっと違うかもしれない、上戸さん?、ぐらいでしょうか、とにかく個性的な女優さんに多いです。