ホタルノヒカリなのに猟奇的な彼女2

よせては返す猟奇的な彼女の波にまだ翻弄されています。今日3回目を韓国語+日本語字幕で見ました。ブルーレイが12月に出ているはずですのでゲットしようと決めました。レンタルでOSTも借りてきました。今それを聞きながら更新しています。
こんな映画を10年間も見れなかったことが悔しいです。見るたびにどんどん好きになっていきます。新しい発見をしていきます。困った物です。

今回一番はまったのは脱走兵のエピソードでした。一回目はなんてドタバタしたエピソードなんだと軽く流していたのですが、今回一生懸命見ていたらもう最初に脱走兵に捕まったときの会話からネタ振りがされていたんですね。彼女に逃げられやけを起こしている脱走兵が「俺が死ねば彼女も傷つくはずだ、一生後悔して生きるはずだ」といったとき急に彼女が深刻な顔になって「それは違うは、心の傷は意外と外と早くいえる物よ」と応えたら脱走兵が「経験があるのか」と問いかけ、彼女は「そうよ」と応えたときキョヌはきらっと目を光らせて彼女の顔を見ました。「やっぱり」と言った顔をしてました。そして彼女はもっと暗い顔をして言います。「すぐに忘れられるわ」と、

そしてメリーゴーランドの前での彼女の説得、経験から来ている、実感から来ている人の言葉は脱走兵の心に深く突き刺さりました。でも「本当に愛していたなら彼女をのことを自由にしてあげなきゃだめ、でなきゃ本物の愛といえないわ」「本当の愛を知るためにはもっともっと生きなきゃだめ」、この言葉は脱走兵に向かっていったというより、自分自身の心の中の今はなき彼への愛に対して、思い出に対して、心残りに対しての、説得の言葉でした。だからこそ彼女は涙を流しながらの説得となったと思います。もう胸にじんじん迫ってきます。