ホタルノヒカリなのに僕の彼女を紹介します。

猟奇的な彼女つながりで「僕の彼女を紹介します」を見ました。彼女はいつ見ても魅力的です。この映画も序盤はラブコメ風でそこでネタがばらまかれそれが後になると一つ一つ丁寧に回収されていきます今回もお見事でした。でもどうしても猟奇的な彼女との比較になってしまいます。今回と前回との決定的に違うところは片一方が死んでしまうところです。何があろうと死んじゃだめです生きてなきゃ。これでちょっとこの映画は引いてしまいました。でもゴーストのような展開でいてそうでないような単体で見るとおもしろいです。でも前回と比べると彼女も余裕が出たのかなんか貫禄が出てきた感じでシリアスなところがほんとにシリアスで猟奇的な彼女で見え隠れしてミステリアスな魅力だったコメディーとシリアスが不安定に現れては消える絶妙な演技がなくなっていてちょと残念。ひょっとしてあの映画は奇跡の演技だったんだろうか。
でもこの映画は男の人はあの「ありがとうございました」で出てきたギソだったし警察署にいた人はフルハウスのプロダクションの社長だったし、お見合い相手は1%の奇跡のカン先生だったし若い頃の姿が見えて良かったです。
映画的には綺麗にまとまっていたけどやっぱり男の人が弱かったと思う、包み込むような暖かさがなかった。いくら風になったからといっても紙飛行機になって周りを飛び回っても、やっぱり生きて、見つめる力には敵わない、今回はちょっとおしゃれに決めすぎたみたいですね。遊びもあんまりなかったし。
でも最後にちょろっと遊び心が見えて良かったです。キョヌがまた彼氏候補として彼女の前に出てきたところです。やっぱり彼女のキャラクターは彼と組み合わさって輝くんだと思いました。