僕の好きな明日に向かってハイキック6話

6話  ホームレス姉妹

スンジェさん偽名を使ってごまかそうとしましたがバレバレです。ジャオクさんもあきれてもう帰ると言い出しました。警察署の前でもめているのをボソクに見つかって万事休す。警察からは解放されたのですが家族へのいいわけが大変そうです。
門の前でヒョンギンさんに見つかってスンジェさんは何とかごまかそうとすするのですがボソクさんがまたころころと話を変えるので何か隠しているのが諸見えでした。
スンジェさんはその様子に怒って、自分が悪い事したのにボソクさんに絶対白状するなと脅しを掛けました。

一方行く当てのないセギョンさん達はまさにホームレスとなって地下道で段ボールの家に住む生活になってしまいました。シネさんがジュリアンさんのところに戻ろうと言うのですが嘘をついて出てきた手前戻れません、当てもなく時だけが過ぎていき、また薄汚く汚れてきて大変な状態になってきました。
ある朝、セギョンさんがトイレに行っている間にシネちゃんが外人さんをジュリアンさんと見間違え追っかけていったのですが迷子になってしまいました。セギョンさんが大慌てで探して回ったのですがどこにもいません、今までいったことのあるところは全部回ったのですが見つかりません、最後にジュリアンさんのところにいって見たのですがそこにもいませんでした。
困り果てて、ちょうどみんなそこにいたのでセギョンさんはみんなにお願いして探してもらうことにしました。
でもそこは脳天気な仲間達なのでグアンスとインナは途中で海に行ってしまうし、ジョンウムさんはヒリ一緒に町の中を探していたのに服のセールを見つけて店に入ってしまって。当てになりません。
ジュリアンとセギョンさんだけが必死で探しています。

ボソクさんはヒョンギンさんの追求にあってかなり痛めつけられているんですが頑固に白状しません。悲惨な責め苦が続きます。

シネちゃんは大泣きしながらお姉さんを探し続けます。でもちゃっかりと食べ残しや牛乳や炊き出しなどをゲットしてお腹を満たしながら、泣きながら探しています。ちょっと笑えました。

スンジェさんジャオクさんに必死で言い訳します。なくなった奥さんの法事だったけれど誕生日をどうしても二人で祝いたかった、と言う言葉にあっさりと仲直り、痴話げんかのたぐいでした。

でもヒョンギンさんのボソクさんに対する責め苦はまだ続きます。かなり暴力的でついにはボソクさんの肩がはずれてしまいます。でも最後まで白状しませんでした。

セギョンさん一日中走り回って探し続けています。もうふらふらです。ジュリアンが心配して水を買ってくるからと離れたとき、南山タワーが目に入りました。あそこかもしれないと駈けだしたのですが途中の坂道で疲れ果てて倒れ込んでしまいます。足も靴擦れで血がにじんでもうぼろぼろです。道路に倒れ伏して泣いていると遠くでシネの声が聞こえてきました。幻聴かと思ったのですが確かにかすかに聞こえます。その声に励まされて立ち上がってあの展望台にたどり着いたらシネちゃん泣きながらまっていました。
二人は大泣きして抱き合いました。ジュリアンも駆けつけて。あーなんとか無事収まって良かったとなりました。

今回のお気に入りポイント
1.二人が無事再会してジュリアンがシネをおんぶして南山タワーからおりてくるシーンです。ジュリアンがセギョンに二度と嘘をついて出て行ったらだめ、怒るからねと話している最中にセギョンさんのお腹がぐーとなって、お腹がすいた、とジュリアンが尋ねたとき、セギョンさんはシネを心配してシネもきっとお腹がすいているはずと言ったときにシネちゃんがゲプと満腹のゲップをしたときです。ほんと悲惨な話の最中なのに要所要所におもしろいネタを織り込んでいるところが暗くなりすぎず大好きです。
それに綺麗な南山タワーの夜景の中に悲惨な状況の姉妹達、その対比もBGMとともに印象的でした。