ホタルノヒカリなのにフルハウス31

昨日の続きです、一方ジウンさんはどうしてヨンジェさんが好きになったのか考えてみました。二人は顔をあわせば大きな声でけんかばっかりのイメージがあります。楽しそうな思い出といったら新婚旅行の後半、自転車を教えてもらったこと、映画に行ったこと、スケートをしたこと位しか思い出せません。でもヨンジェさんはよく考えてみたらジウンさんのピンチのときに何らかの形で知らない間に助けたりしています。上海でお金がなくて困っているときジウンさんに乗せられたといってもちゃんとお金を貸してあげてるし、帰ってきてから風邪引いて寝込んだときに、最悪の形でジウンさんが路頭に迷おうとしたときに、何らかの形で手をさしのべています。でも一番大きかったのは契約結婚とはいえジウンさんに家族ができたことではないでしょうか、韓国では家族という物は非常に大切に扱われています。花より男子でもジャンティーが蓮の花の相を持つ家族を作ってくれる福相だということで大切にされたように家族を作ってくれるということは非常に大きなことだと思います。結婚式のときヨンジェさんのお父さんがジウンさんのバージンロードを歩くとき手を取ってくれたことが、どんなに幸せなことだったか、中学2年の時から家族をすべて失い、一人でたくましく生きてきて、砂漠に置き去りにされても大丈夫なんて言われても、そこはやはり女の子で、ましてや結婚式で自分だけ孤独だったのが家族として迎えに来てくれたのは本当にジウンさんにとっては幸せなことだったのではと思われます。たとえ契約結婚とはいえこの幸せはジウンさんにとっては本物と感じられたと思います。こんな幸せを与えてくれたヨンジェさん、ジウンさんはこんなことによって、ヨンジェさんが好きになったのではなく、ヨンジェさんの存在自体を好きになったのではと感じました。だからジウンさんはヨンジェさんがいないといつも待ってしまうし、ヨンジェさんがそばにいないと不安で、ヨンジェさんがそばにいるだけで、たとえけんかしていても安心で、幸せを感じるほどになってしまったのではないかと私は想像しました。こんな関係をソウルメイトというのでしょうか。このドラマはこんなことが台詞で役者がいうのではなくその演技で見せてくれるのでちょっと油断するといいところを見逃したりします。だから何度でもあーでもないコーでもないと思いつつ一生懸命見てしまうのがいいところだと思います。