ホタルノヒカリなのにフルハウス11

フルハウスで一つ気になっていたことがあります。新婚旅行から帰ってきて挨拶がない、同居だなんての騒ぎのときおばあさんと、お母さんの前でジウンさんが踊った熊三匹の踊り、周りはどん引きで本人も恥ずかしがっていたのにお父さんだけは拍手をしてくれました。どうしてかなとずっと疑問に思ってきました。ただジウンさんがかわいいと言うだけで拍手なんかしてくれるでしょうか。
でも、後からの回をしっかり見ていると気がつきました、ただの偶然かもしれません、自分の勝手な思い込みなのかもしれません、もし此が隠れたネタならなんてこの脚本家は粋な人なんだろうと思います。それはジウンさんが美術展に連れて行かれて夜は花札をやった回でヨンジュさんの実家に泊まることになって部屋から電話しているとき解った妹さんがいた、病気でなくなった、それが原因でお父さんと疎遠になった、お父さんは医者だ、などを見ていて、ひょっとしたら熊三匹の踊りは妹さん、お父さんにとっては娘さんが元気なとき踊っていた踊りではなかったかということです。医者であるお父さんが自分の娘が病気で亡くなるなんて、人生一番の屈辱だし自分の無力さを痛感させる最低最悪の痛恨事だったはずです、それ故病気の娘さんにも無理な治療を強いてそれが原因で息子との関係も怪しくなってしまったということが伝わってきました。それをたぶんずっと引きずってきたのではないでしょうか。それが息子が嫁を家に連れてきたと思うといきなり熊三匹の踊り踊っていたことで、ジウンさんがヨンジェさんにそのことを聞いて私たちのために踊ってくれたのならそんな思いやりのある嫁は信頼するにたる立派な嫁ではないかと思って拍手をしてくれたのではないかとおもいました。息子が亡くなった娘の生まれ変わりを連れてきたのではないか思ったのではないかと思います。これで自分の心の傷も癒され、息子との仲も修復するのではないかと期待したのではないでしょうか。だからジウンさんをかわいがり、ジウンさんもそれに答えていたのですが、それだけにあの契約結婚の話やらお金の話が出たときの落胆、と怒りは抑えきれないほどの物となったのかなと思います。持ち上げられていきなり落とされたような、でも、ジウンさんがおばあさんの病室の前で泣きながら座っているのを見たりして、ヨンジェさんがジウンさんに促されて謝りに来たことを思い、やはりジウンさんは自分たち家族と特別なつながりがあるんではないかとヨンジェさんがジウンさんと正式に結婚することを条件に許して、また受け入れて行こうと思ったのではないかと思います。ジウンさんは元々何も悪いことはしていないですからね。