ホタルノヒカリ何度目か1−2−5

久しぶりに恋に落ちるといろいろ大変だな、てすごくおもしろそうにぶちょーがほたるさんにいいます。
確かに近くにいる人がそんな状態になると周りの人はなぜか当事者でないとお気楽におもしろがります。
でも蛍さん、自分でもう終わりモードになっています。「いいんです、久しぶりに恋に落ちて、気になるあいてからメールが来て、私は幸せでした。も、いいんです、終わったんです。」とさすがにあんな返事をしてしまったら終わったかなと思っちゃうかも、ぶちょーもすかさず「早かったな」と突っ込みを入れます。
「苦しかったー」て蛍さん、まだ何も始まってないのに。
そこで雨が降ってきました、二人は大慌てで雨戸をはめ始めました。でも傘を差しているのでうまくはめれません、ぶちょーさんにカッパを着ろと言われそんな変な格好できませんて、何だとーてまたぶちょーの一喝、そしたら蛍さん傘と一緒に飛ばされました。
その頃、会社では優華さんと、手島さんが話をしていました、どうやらあのバーでは優華さんが手島くんにちゃんと気になる人と話した方がいいよとアドバイスしただけみたいでした。でも手島君すっかり蛍さんのこと勘違いしています。大人の女と錯覚しています。お大事に。