ホタルノヒカリ何度目か1−1−2

蛍さんぶちょーさんファーストコンタクト2
この頃の蛍さんはぶちょーさんとため口で話します、会社では部長としてそれなりに敬語を使っているのですがあの実家でのファーストコンタクトでは完全に蛍さんに押し切られています。ぶちょーさんもこの蛍さんの暮らしぶりのあまりにも自分の価値基準からかけ離れた、いわゆるミステリアスな生活にすでに蛍ワールドに引き込まれ始めています、しかも決め手は割り箸の袋に書かれた賃貸契約書、さらに続く蛍さんの干物生活の様子、家ではため口で部長も形無しです。でもこのこだわりのないところがのぶちょーさんにとって今まで経験したことのない女性として蛍さんが認識され、不思議な魅力としてストレートにぶちょーに入っていきます。まさにぶちょーさんに取っては信じられないことの連続は奥さんに出て行かれて寂しく実家でひとり暮らししなければならないところをなんだかんだと言って紛らわしてくっれたことはたしかでした。ここでの蛍さんの台詞で印象に残っているのは「はいはい」「はいよ」「そんないい年しこいてだだこねないでくださいよ」「意地張っちゃて」なんてぶちょーにとってはこんな言葉で会話したのは中学校か高校以来ではないのかと想像されます。1,2回ぶちょーさんもつい引き込まれ幼児言葉で会話してしまいます、「いいの」、「違うもん」て第一ラウンドは完全に蛍さんの勝ちでした。