ホタルノヒカリの二ツ木さんなぜに

何遍も見てしまうお気に入りのシーンの一つに1の10で蛍さんとぶちょーさんがエレベータの中でのシーンがあります、2回あるんですが1回目はエレベータの中で蛍さんが財布を忘れたのでお金借りようかなてぶちょーさんの顔を見たことからいつもの蛍さんとぶちょーさんのやりとりが始まって最期はぶちょーさんの勝ち、でもこのときはまだ蛍さんは元気でした、2回目は蛍さんちょっとお疲れ気味、元気なさげに下を向いています、ぶちょーさんもちょっと気になっているみたい、二人きりになってしまうと蛍さんが思わずぶちょーさんを見てしまいます、そのときの表情がすごくスキです、話したいでもなんて言って話して良いのか解らない、でも話したいそんな感じが一瞬の表情の中にぎゅっと詰まっていて、切なくて、ぶちょーさんはそんな蛍さんを知ってかどうか、いつものやりとりを仕掛けます憎まれ口をたたいて乗ってきた蛍さんにさらに追い打ちをかける、そんないつものやりとりに蛍さんは元気を取りもどしました、そこへ二ツ木さんが乗ってきました。そしてあの表情なぜどうしてこの二人が、あのぶちょーさんがまるで子供のように今まで見たこともないような姿を見せ、恋人同士の痴話げんかみたいなことをしているぶちょーさんと蛍さん、どうしてこんな二人がうまくいかないんだろう、蛍さんはぶちょーさんにとってかけがえのない存在じゃないのか蛍さんも本当はぶちょーさんが好きなんじゃないのかということで二人の動きがどうしても気になってしょうがない。そんなところを山田姉さんに見られてあなたが心配してもどうしようもないのよとたしなめられてしまうのですが、心配したっていいじゃないかとこれまでの二ツ木さんらしからぬ反発で、山田姉さんは二ツ木さんとぶちょーさんの友情を知り、うらやましく思ってそれがやがて二ツ木さんと結婚するきっかけとなるとは因果は巡る糸車といったところか。
一方の蛍さんは仕事を通じてぶちょーさんとしっかり話すことができ元気になっていきました、でもぶちょーさんと話すことが楽しければ楽しいほどまことくんとの生活がつらくなっていきます、こちらも回る因果は糸車といったところか、ここでの見所は二回目のエレベーターの中での蛍さんの一瞬の表情とエレベーターに乗ってきた二ツ木さんの表情、これは絶品です。