ホタルノヒカリの大好き回6


さて蛍さん、川釣りでまたまたホタルワールド炸裂です瀬野さんの強引な寄りに最初はこの人との関係はどうなったんだろうなんてすっかり忘れていて、なんてかわいそうな瀬野さんでした、それでも普通の関係かと一人で納得するのもおもしろかったし、ぶちょうさんの話から瀬野さんが蛍さんのこと知りたいんだとかキスしたらどう思うと強引に迫ってきてもそれをうまく避けるなんて高度な技は蛍さんにはなく、ただ正直に自分の心境をさらしてしまうので、本当の私を知ったら引くよ、とかスキと言われたときどきどきしたからとかいってしまうし、いよいよキスを迫ってきたらキスなんてされたらスキになっちゃうかもしれないからといってしまうことになってしまいます、かろうじてできたのは例の変顔であちょーと身構えること、キスなんてされてたまるかと逃げ回ることでしたでもなぜかしら楽しくなってきちゃったのは蛍さんは瀬野さんに対して好意を持っていることは確かで、それはもちろん以前台風の日のことや逆プロポーズのアドバイスをくれたこと、ぶちょーさんとのけんかの仲直りのきっかけを作ってくれたことへの感謝がそこにはあったのだろうし、またそれが瀬野さんが蛍さんのことを解っていると早とちりする原因ともなっているのも因果なことだとおもいました。
でもそんなことも、あんなことも桜木さんが魚を釣ったら最初の目的を思い出し、桜木さんと魚はふはふと言って走り去っていく蛍さんに結構本気モードだった瀬野さんはびっくりするやらあきれるやらでなんちゅう子だと言ってしまいます、これはもう1でぶちょーさんがいっていた蛍さんの突拍子のない行動をミステリアスな魅力と感じてしまっているまことくんと同じ現象が起きているといってもいいと思います。