ホタルノヒカリの大好き回 3

引き続き2の9話の話です、この回は最初から最後まで見所満載で、冒頭も大変おもしろかったのを忘れていました。ぶちょーさんに出てかれて呆然と座り込む蛍さんその胸に去来する物はいったい何だったのか、自分の恋愛に対する学習能力の無さ、または次々と襲いかかってきたハプニングに対してもっと上手に立ち回れなかった自分の情けなさなのか、とにかく結果として最愛のぶちょーさんに出ていかれたのは事実で、そのことが重く蛍さんにのしかかり今回ばかりは本当にダメージを受けているという感じが伝わってきました。
そんな中で指輪がまた添えられていたメッセージカードの「ホタルヘ誠一より」という言葉が胸に突き刺さります、
そんなところへぶちょーさんから電話、蛍さんはシャキと正座して電話を受けます、でも蛍ですとしかいえません、きっといろいろな思いが渦巻いて言葉にできず、またぶちょーさんの声を聞いて胸がいっぱいになって言葉が出てこなかったのでは、ぶちょーさんもやや同じ思いになったようで3回も名前を言いました、ひょっとしてここ大好きかも、何回も繰り返しみてしまいました。
話は意外にも冷蔵庫の中の生ハムのこと、置きっぱなしにしてきた指輪のことでいつものぶちょーさんがそこにいました、蛍さんもほっとしてやっと自分の思いをぶちょーさんに伝えることができ、ぶちょーさんも身勝手な行動をとってすまなかった、ごめんなホタルといってくれました。蛍さんもそれに答えてぶちょーさんの名前を言おうとするのですがそこは不器用な蛍さんうまくいえません、ぶちょーさんも良く解っていて、ぶちょーでいいよと言ってくれてちゃんと戸締まりして寝なさい、おやすみと電話を終わりました。さすがぶちょーさん蛍さんがきっと家で元気をなくしているんだろうと見抜いての電話、ナイスです、蛍さんのほっとした表情、まだ大丈夫と思ったのでしょう。もし電話がなければあのまま座り込んで一晩明かしていたかもしれません、でもそのナイスな電話がさらなるハプニングの引き金になるとはぶちょーさんも夢にも思わなかったでしょ、翌日蛍さんが変な格好で歩いている後ろ姿をみるまでは、いつもの姿でビール片手に指輪を眺め高々と差し上げ、けっ、てさっきの電話のしっかりしまっておきますという言葉がよみがえってきてやーな予感がしたのは気のせいではありませんでした。