ホタルノヒカリのぶちょーさん2

ほたるのひかりでぶちょーさんが初めて蛍さんを女として意識したのはいつからだろうとずっと思っていたのですが、ただのひもの女ではないと認識したのは前にも書いたように第2話の失敗例の資料を作ったところだと思います。女として認識したのはぶちょーが手島君をぶちょうー宅へお持ち帰りした1の6話ではないかとやっと思い至ることができました。工事現場に閉じ込められたときはもうすっかり蛍さんを女と意識していたのですから。
ぶちょーさんは奥さんのことで悩んでいてそれが原因で手島君と飲んでいるとき思わず痛飲してしまい正体をなくし泥酔した上に手島君を家に持ち帰ってしまう大失態をしてしまいました。
それによって蛍さんは大ピンチに直面することになりました、部屋は散らかっているしぶちょーさんは正体をなくして奥さんと間違えて抱きついてくるし、手島君は玄関で寝ているしいったいどうなるんだろうと思ったら、きちんと着替えて素早く部屋を掃除して、布団を引いて手島君を寝せ、さらにぶちょーさんを蛍さんの部屋まで運んで(でも布団の上に投げ飛ばされていましたけれど)きちっと介抱し、正気付かせ、文句一ついわずぶちょうーさんにてきぱきと指示して事態の収拾を行っていったことにたぶんすごく感謝したとともにこいつただ者じゃないと感じたのではないでしょうかそれはそのまま彼女への興味、好意へ変わっていったのではないでしょうか、それはあの時のぶちょーさんの回想に現れています、最初はヘビ女、亀女、タイヤ女、顔なし女、そして今はただの女、これは蛍さんがだんだんにぶちょーさんの意識の中に刻み込まれてきた歴史でついには女として意識してしまったということではないかと思いました。
そしてもう蛍さんを女として意識してしまった自分が自分として奥さんに対して許せなく離婚届に判を押して送る決断をしてしまったのではないかと思います。(心が折れてしまったのでしょうか)
厳しすぎるし寂しすぎますよぶちょーさんもう追い詰められていることは解りますが。
でも最後は元気なく歩いているところをテンションの上がった蛍さんに癒やされていたことも確かです。