ホタルノヒカリだけど結婚できない男3

結婚できない男をまだ見ています。日本版より長いので日本版にないエピソードがたくさん入ってきました。しかもエピソードの順番が違っていて違和感があります。でもドラマとしてはおもしろく見ています。日本のラブコメと韓国のラブコメの違いはなんだろうと思いました。日本のコメディーには基本、上げ部分と下げ部分にプラスしんみりとした要素が入っています。それは松竹新喜劇などでもかならずしんみりとした人情味あふれたところが組み込まれているようにドラマでも要所、要所に人情に訴えるような、心にしみこむような場面が出てきます。ホタルノヒカリだと縁側で蛍さんとぶちょーさんがいろんなことを話します。それは多くは冗談や恨み言を話すのでは無くしっとりとした人情味にあふれた話が多いです。結婚できない男も場所はベランダや橋の上で行われました。でも韓国のラブコメはなかなかそんな場面がありません。美男ですねの屋上、個人の趣向の縁側、フルハウスの縁側、いたずらなKISSのベランダなどあることはあるのですがしっとりさも薄いです。この違いをどう見るのか、ドラマは個人の趣味で見る物ですので好きな人もいれば、うっとうしいと思う人もいるかもしれません。時代によって要求される物が違ってきているともいえます。でもドラマを見る思いはいつも一つだと思います。ドラマを見て幸せな気分になりたい。ドラマを見て悲しくなりたいとか、怒りたい、寂しくなりたいとかそんなことを思う人がいるのでしょうか、幸せな気分になるための隠し味としてしんみりとする要素は大切な物だと思います。脚本家の人たちの仕事かと思いますがおもしろければければいいだけではすぐ飽きられてしまうと思います、がんばってください。